革靴を使っていると、雨に濡れて革がシミになってしまった。革の表面から塩が拭き出している。靴の中が汗で臭いなどトラブルになることがあります。
このようなとき、「スニーカーなら洗って解決できるのに…」って思ったことはありませんか?
結論、「革靴は洗えます!」洗って綺麗にしてトラブルを解決していけばいいのです。
革靴は水に弱いって聞いたことがあると思いますが、それは雨などで革に染み込んだ水分が乾燥したときに足の汗などが原因で塩が出てしまったり、汚れがシミになってしまうためで綺麗な水で洗えば問題はありません。
この記事では、革靴の丸洗いの方法を専用洗剤「サドルソープ」を使った方法でご紹介します。
革靴を丸洗いするときの道具を紹介
サドルソープ
サドルソープとは皮革製品専用の石鹸のことで、汚れやシミ、塩吹きなどを洗い落としてくれます。
また、革に栄養を与える成分も入っているので汚れや汗による塩分など綺麗にしてくれる一石二鳥の石鹸です。
なお、革靴以外でも革製品に使えるようなので一家に一個あるといいかもしれませんね。


クリーニングブラシ
スエードシャンプー&サドルソープ専用のブラシです。
きめ細かな毛で弾力があり、サドルソープをつけながら洗っていきます。
皮革用デリケートクリーム
革に栄養を与えて保湿してくれるクリームです。
洗った後に乾燥する際に革の水分や栄養も一緒に抜けてしまうため、クリームを塗ることで保湿してひび割れなどのトラブルから守ってくれます。

革靴の丸洗いの方法を順番に解説
革靴の丸洗いの方法を順番に解説していきます。
なお、この方法は表革の革靴の洗い方になりますので、スエードなど起毛革は方法などが違いますのでご注意ください。
ステップ1.靴の表面の油分やロウ、汚れを落とす
靴の表面に汚れや油分、ロウなどが残っていると水が染み込みにくいので、馬毛ブラシでブラッシング後に汚れ落としクリーナーで表面の汚れや油分などを除去してください。
✳︎ロウ分など靴の表面に残ってなければ、この作業は必要ありません。


★オススメ★ サフィール レノマット リムーバー
皮革用の強力な汚れ落としで、ワックスの油分や頑固な汚れを綺麗に落としてくれます。
そのほかのクリーナーの紹介はこちらからご覧ください。
ステップ2.靴全体をムラのないように濡らします
靴全体が均一に濡れるように注意しましょう。
濡れてないところや濡れているところがあるとムラになりシミになったりしますのでしっかり濡らしましょう。
水はお湯がオススメです。
直に水を当てることに抵抗がある方は、スポンジやタオルに水を含ませて丁寧に靴の表面に当てて濡らしましょう。

ステップ3.クリーニングブラシにサドルソープをつけて洗う



クリーニングブラシに水(お湯)を含ませて、サドルソープをつけて靴全体を洗っていきます。
泡立てながら洗うと細かい汚れも落ちていきます。
小さな円を描くように靴全体をクリーニングしていきます。
強い力でこする必要はありませんので注意してください。
ステップ4.表面の汚れや泡などを取り除く
全体をクリーニング後に表面に残った泡と汚れをタオルなどで拭き取ります。
なお、水で洗い流したいところですが、サドルソープには皮革に潤いを与える成分が含まれているので洗い流すのはもったいない!
表面にサドルソープを少し残す感じで拭き取りましょう。

ステップ5.靴の中の水分を吸い取る

表面を拭きとったら、靴の中の水分を吸い取りましょう。
靴の中が湿ったままにしておくとカビが生えたり、臭いがして洗った意味がなくなってしまいます。
新聞紙など水分を吸収しやすいものを使って水分を取りながら乾燥させましょう。
ステップ6.型崩れに注意して乾燥させる
革が乾燥するまでの間、革が柔らかくなっていてシワがよく伸びて型崩れなどが直りやすいので、木製のシューキーパーを靴に入れて靴の形を整えながら、甲の部分のシワなどを丁寧に伸ばしてください。
✳︎シューキーパーは必ず木製を選んでください。
木製は、湿気や臭いをとってくれる効果があります。


★オススメ★ ダブルチューブ シューキーパー
靴全体を均等の力で整えてくれて型崩れなどが起こりにくく、初心者の方でも扱いやすのでオススメです。
そのほかのオススメシューキーパーについてはこちらの記事!
ステップ7.風通しが良くて陰干しできるところで乾燥させる
乾燥させる場所は、日が当たらない日陰で風通しが良いところで乾燥させましょう!
✳︎画像のようにかかとを下にして立てかけると靴の底なども乾きやすくてオススメです。

ステップ8.靴の中のカビ対策を行う

完全に乾かした後は、靴の中のカビ対策をしましょう!
「モゥブレイ・プレステージ・ナチュラルフレッシュナー」を靴の中にスプレーすると、カビ臭さや除菌・消臭効果があり仕上げとして行うと気持ち良く履くことができます。
ステップ9.過度な乾燥をデリケートクリームで防ぐ



革靴を乾燥させているとき、水分と一緒に栄養も出ていってしまいます。
乾燥させすぎるとひび割れなどのトラブルになる可能性があるため、乾燥の途中にデリケートクリームを塗ってあげることによって栄養を与えて保湿をしてくれてトラブルから守ってくれます。
1日ほど乾かすなら2〜3回ほど分けて塗ってあげるといいと思います。
ステップ10.完全に乾いたら靴クリームを塗って靴磨きを行い完成
完全に乾いたら完成です!
後は、乳化性クリームや油性クリームを革靴に塗ってあげていつも行っている靴磨きをしてあげましょう!
いつもよりクリームの乗りが良かったり綺麗に磨けたり、仕上がりがよくなると思います。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
靴磨きと鏡面磨きについての記事はこちらからご覧ください。
最後に、サドルソープはこんなときに使おう!
- 雨などでシミが出てきてしまった。革靴の表面に白い粉(塩)が出てきてしまった。
【効果】表面に出てきたシミや塩を洗い落とす。 - 長い間履いて靴内部に汗がしみ込んでしまったり、清潔感がなくなってしまった。
【効果】靴内部の汗を洗い流し清潔感を向上させる。 - 革靴の履きジワが深くなってきた、靴の型崩れがひどくなったとき。
【効果】靴全体を濡らすことで革が柔らかくなり、シューキーパーを使用してシワや型崩れを治すことができる。
★注意★
- スエードやヌバックなどの起毛皮革製品やエナメル、爬虫類皮革などは使用できません。
- 色落ち、シミ、ムラになる特殊な皮革もあるので注意してください。
- 乾燥している皮革に使用すると水分により色が濃くなります。
- シミの種類や経過時間によってはサドルソープで落ちない場合がありますので注意してください。
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