自分でヒール(トップリフト)を交換!ビブラムの補修用ヒールの交換方法

ビブラム交換用ヒール 靴補修

革靴を使っていると補修する箇所が出てきます。

特に靴底、ソールやヒール部分は直接、地面に触れているので

削れたり、破れたりしやすいです。

修理しようと専門店に持って行っても時間と高い費用がかかります。

このブログでは、自分でヒールを交換して直す方法をご紹介します。

道具紹介

ヒール交換に必要な道具についてご紹介します。

全部揃えるのは難しいかもしれませんが、代用品も併せてご紹介していきます。

ビブラム革靴交換用ヒールを購入時に注意点

交換用のヒールには、サイズがあります。

そのため購入する際は必ず靴底のヒール部分のサイズを測ってから

その靴に合うものを選んでください。

少し大きめのサイズを選んぶことをオススメします。

ヒールの交換時期

革靴のヒール部分の写真です。

かかとの地面につく部分から赤の線までの部分を「トップリフト」と呼ばれるところ

ヒールの交換時期は、この赤線を引いた付近まで削れてきたタイミングで交換するのがベストです。

お店でこのトップリフトのみを交換した場合は3500円〜ほどかかります。

ちなみに、左の写真のように

トップリフトの上まで削れてしまうと

ヒールを丸ごと交換することになり

自分では、ほぼ不可能…

専門店に依頼することになり

交換費用も高額(15000円ほど)になります。

トップリフトの交換手順

それではトップリフトの交換する方法を紹介していきます。

◆古いトップリフトを取る

まずは、削れて使えなくなったトップリフトを取ってしまいましょう。

接着剤で付いているので、ドライヤーで温めてあげると剥がれやすくなり

作業がやりやすくなります。

削除プライヤーをトップリフトの先端に

挟み込むようにして掴みます。

掴んだらゆっくりと左写真のように

内側(赤矢印の方向)に向かって

引っ張りながら取っていきます。

引っ張っていくと段々隙間が大きくなってきます。

その隙間に削除プライヤーを挟み込んで

今度は左写真のように引き抜くように

力を加えてとっていきます。

ちなみに、削除プライヤーを使わない場合は

ペンチで代用できます。

ペンチは先端にギザギザの滑り止めが付いたものがオススメです。

◆表面をヤスリがけして整える

トップリフトが取れたら

表面を紙やすり(120番)

を使い整えていきます。

表面が整ったら

馬毛ブラシで削って出たゴミ

を払い落とします。

紙ヤスリを空き瓶などで巻くと

持ちやすくて均等に力が入りやすいので

オススメです。

◆かかと部分や交換用ヒールにボンドを塗る

ボンドをかかと部分に塗っていきます。

ボンドは「革靴修理用ダイヤボンド」やダイソーにも売っている「G–17ボンド」でも問題ありません。

ボンド塗ったら、すぐにパテなどを使用し全体にまんべんなく塗り広げます。

(左写真参考)

交換用ヒールにもボンドを塗っていきます。

こちらも同様にパテなどで

全体に塗り広げます。

ボンドを塗る前に交換用ヒールの塗布部分にも

事前にヤスリがけすると付きやすくなります。

◆20〜30分ほど乾燥させる

20〜30分ほど乾燥させます。

すぐに付けるよりも乾燥させて付けるほうが

付きやすく付いた後でも剥がれにくくなります。

◆接着面をドライヤーで温める

交換用のヒール
ヒール面

乾燥後は、両方の接着面全体にドライヤーの熱風を当てて温めます。

時間は1〜2分ほどで大丈夫です。

左の写真の赤い丸内のように

空気泡ができたら、温まったという

一つの目安にしてください。

◆位置に注意して接着させる

位置に注意して狙いを定めます。

緊張の時です…

交換用ヒールの中心を靴の中心に合わせます。

合わせ方は、外側に合わせるのではなく

内側から合わせて付けると

後も綺麗に調整しやすいですよ。

◆ハンマーで叩いて圧着させる

まずは手でしっかり押してつけたあと

ヒール全体をハンマーで叩いて圧着させます。

ここでしっかり叩いておこないと剥がれてしまうこともあるので叩きまくりましょう!

◆はみ出た部分をハサミやカッターで切る

はみ出ている部分をハサミやカッターで切って

綺麗に揃えます。

なお、カッターを使う際は交換用ヒールが

硬い場合がありますので

指や手を切らないように気をつけて下さい。

また、使用するカッターやハサミは

100円均一などで売っているものではなく

革やゴムなども切れる硬い素材の刃を使用したものを使いましょう。

◆紙やすりで整える

ハサミやカッターで切ったあとでも、

断面はガタガタと凹凸があります。

このままでは見た目も良くないので

紙やすり(60〜120番)で

交換ヒールを整えます。

擦っていると熱くなるので気をつけましょう。

◆馬毛ブラシで汚れを払いおとす

紙やすりで擦ると

削りカスが出ますので

馬毛ブラシで綺麗に落としましょう。

◆コバインキで着色する

ヒールの側面をコバインキで補色しましょう。

色を塗ることで綺麗に仕上がります。

着色したら、10〜30分ほど乾かします。

乾燥後、乾いた布で磨きように拭きます。

磨くことで塗ったところが

綺麗に輝くように仕上がります。

◆完成!!

ヒール交換前
ヒール交換後

完成です!慣れれば1時間もせずに交換できます。

刃物を使うのでケガには気をつけて、みなさんも試して見てください。

参考動画

トップリフトの交換で参考になる動画はこちらをクリックしてください。

参考:靴磨き芸人 奥野の『兎にも角にも靴磨き』チャンネル

革靴について参考になる動画が多数ありますのでおすすめです。

おまけ 化粧釘をつけてみる

装飾や剥がれ抑制のために化粧釘があります。

自分のお好みでつけることができるので

化粧釘を打つことでイメージも変わりますので

楽しみの一つに試してみてください。

ヒール補修は交換するだけじゃない

ヒールの補修には、今回、紹介したトップリフトの交換する方法以外にもあります。

それは…「シューズドクター」を使って削れたトップリフトを埋める方法です。

この方法については別記事に記載していますので合わせてご覧ください。

その他にも革靴のハーフラバーを交換する記事はこちらのページで紹介しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました