革靴は長く愛用するうちに汚れや臭いが気になってきますが、ご心配なく。
この記事では、革靴を効果的に丸洗いする方法と、その際に役立つおすすめアイテムをご紹介します。
アイテムについては、紹介と一緒にリンクも載せていますので、そこから購入されると便利です。
足元の美しさを保ちながら、お財布にもやさしい方法を見つけましょう!
革靴を丸洗いしクリーニングしよう!
いきなりヤバそうな題名になりましたが、そうです!革靴を丸洗いしちゃいます。
革靴好きの方は、知っていると思いますが、革にとって水は大敵と言っても過言ではありません。
それを自ら水に浸すなんてなにを考えているんだ!と言われる方もいるかと思います。
確かに、革靴が雨や汗で濡れて湿めるとシミやカビが発生してしまうことがあります。
そのため、濡らさないように大事に履いてる方も多いのではないでしょうか?
しかし、洗い方や乾燥をしっかりすれば汚れが落ちて革の色合いもよくなり、気になる臭いなども解消してくれます。
長年付き合っていく大切な革靴だからこそ定期的やクリーニングが必要だと思います。
ということで、今回は、革靴を丸洗いしちゃいます!!
なお、靴の革によっては完全に水NGだという革もありますので注意してください。
水に弱い革だと、例えば、コードバン(馬)や牛、豚、羊、山羊、ヘビ、ワニです。あと、起毛しているスエードやヌバックといったものも弱いとされています。
今回は、牛(カーフ)の革靴を洗います。この記事の方法を試せば弱い牛革でもクリーニングできますので、最後までお付き合い頂き、ぜひ、試してみてください。

革靴の丸洗い方法を紹介!
革靴を洗っていきますが、洗うところは洗面台やお風呂場、屋外の水場でも大丈夫です。
汚れた水が飛び散ることがありますので、それを考慮して場所を選んでください。
革靴を洗うための道具を紹介
まずは、道具を紹介していきます。予め手元に用意しておくと慌てずに洗えますので準備しておきましょう。
革靴を洗う道具

洗浄用洗剤
サドルソープ
アルカリ性で強力に革靴の汚れや臭いを落としてくれますが、革はアルカリ性に弱いので革を傷めてしまうことがあります。
衣類用中性洗剤(アクロンやエマールなど)
おしゃれ着洗いでよく使われている中性の洗剤です。中性は革へのダメージが少ないのでおすすめです。
汚れ具合や臭いなど、その革靴の状況を見て使い分けるのがオススメです。
ブラシやスポンジ
ブラシやスポンジがあると洗いやすくなります。スポンジは、食器を洗うような柔らかいものが良いです。
決してメラニン素材や研磨剤が配合されたナイロン不織布などは使用しないでくださいね。
ブラシは、サドルソープのセットに付属しているものをオススメしますが、歯ブラシでも大丈夫です。ただ、たわしのようなブラシは使用しないでください。
タオル
洗い終わった革靴の水分を拭き取るために使います。
革の色が移ることがありますので、使い捨てできるタオルがオススメです。
新聞紙
革靴の中の水分を取ったり、形を整えるのに使います。詳しくは後ほど紹介します。
馬毛ブラシ
洗う前に革靴についている埃や汚れを払い落とします。
靴磨きでも使うので一個は持っておきたいアイテムです。
靴クリーナー
靴クリーナーには、液状のものやクリーム状のものがあります。お好みのものを使うといいと思います。
おすすめは、ブートブラックのツーフェイスプラスローションです。
プロでも使っている道具で油性や水性汚れも落とし、皮革にしっとり感を与えるモイスチャー成分が配合されているので汚れを落とし潤いを与える一石二鳥のクリーナーです。
靴を乾かす時にあると便利な道具

シューキーパー(木製)
シューツリーという木製のもの使ってください。
木製ですので、形を整えてくれるだけでなく、靴の中の水分も吸収してくれて臭いやカビ予防になります。
靴磨きや普段から靴の保管の際にも使用しますので、一足につき一個は用意したいアイテムです。
アマゾンなどで比較的に安いものを売っているので↓にリンクを載せておきます。
革の乾燥を防ぎ保湿する化粧水など
革が乾燥する際に水分や栄養が抜けてクラック(ひび割れ)などダメージが残ることがあります。
それを防ぐため保湿できる化粧水などを使います。
例)極潤、グリセリン溶液など
扇風機(これはあまり必要ないかも…)
乾燥させる場所は、日陰の風通しの良い場所をおすすめするので風通しをよくする意味で用意できたら良いのかなと思います。
洗う前に古いワックスやクリームなど汚れを落とす
洗う前に大事なこと!古いワックスがついたままだと水が上手く革に浸透しません。
そこで、靴クリーナーを使って残っている古いワックスを落としてから洗うようにしましょう。
落とし方は、馬毛ブラシで埃などをサッと落として、その後に布にクリーナーを少量つけて優しく摩るように拭き落としていきます。下の写真のように古いワックスや汚れが取れます。
これをやるか、やらないかで洗ってる時の革の感じが全然違います。
なお、靴紐は完全に取ってしまいましょう。

革靴に水を全体に染み込むように濡らす

洗う時には、水を必ず革靴全体に染み込ませるように洗いましょう。
なぜかというと、濡れていないところがあると、そこがシミになりせっかく洗ったのにシミだらけ!みたいな仕上がりになってしまうからです。
水に直接当てるのに抵抗がある方は、スポンジに水を含ませて当てながら水分を革に入れてあげましょう。
注意すること
革は、水に弱いと冒頭から書いていますが洗う時も同じです。
水を含むことで柔らかくなり耐性が落ちていますので、水に長時間浸けて洗ったりしないようにしてください。
少しの時間で、
①革に水を染み込ませて
②洗剤で優しく洗い
③すぐにすすいで
④乾かす。
を行うように心がけてください。
スポンジに洗剤をつけて洗う
革全体に水分を含ませたらスポンジに洗剤をつけて洗います。
少し泡立てるくらいが良いと思います。
注意として、全体を通してですが、決して力任せにやらないようにしてください。
水に濡れて革は弱っているので、優しく洗ってあげましょう。
靴の中を隅々まで洗う
まずは、日頃の汗やゴミが溜まっている靴の中を洗っていきます。
スポンジを靴の中に入れ、奥のゴミを掻き出すように洗います。
靴の中を隅々まで洗ったら水で流します。
ゴミや水の色が変わって見せられない方もいるのではないでしょうか?
この汚れが落ちるだけで履き心地は良くなります!!

アッパー(靴の上部全体の革)を洗う
次に、靴の革の部分アッパーを洗います。
ワックスが落ちているので、水や洗剤が革の中に入り汚れが落ちます。
洗剤の付いたスポンジを革に当てて優しく靴の先から踵まで丁寧に洗います。

革とコバの隙間をブラシで洗う
この隙間は、汚れが溜まっていますのでブラシで洗っていきます。
クリームやワックスの残り、汚れなどが目に見えて落ちるのがわかると思います。

靴底はブラシで洗う
靴底については、普段から汚れているので特にやる必要はありませんが、気になる方は、ブラシで洗ってください。
なお、レザーソールは必ず乾かした後にケアが必要になりますので注意してください。
レザーソールのケアについては後日、別の記事でご紹介します。
タオルで水分を吸い取る
洗い終わったらタオルを押し当てて水分を吸い取ります。
強く擦らないように注意してください。

新聞紙を靴の中に詰めて形を整える
革靴は、乾く際に型がつきます。そのため、新聞紙などを靴の中に入れて形を整えます、
この作業をしておかないと、形が崩れ変なシワができてしまったり、かっこ悪く履きづらい靴になってしまいます。
また、新聞紙を靴の中に入れて吸水することで一番乾きづらい靴の中を乾きやすくなります。
この作業は、大事な作業になりますので忘れずに行うようにしてください。

風通しの良い日陰で乾かす
乾かす際は、必ず日陰で風通しの良いところで行ってください。
風を通すことで乾きが早くなりカビなどの発生を防ぎます。
(私はこの作業で靴箱に置いてしまいカビだけにしてしまいました・・・)
あと、濡れている革は熱に弱いですので日陰に置いてください。
決して、ドライヤーの温風やヒーターの熱風で乾かすなんてことはないように!
革靴にかなりのダメージを与え寿命を縮めることになります。
扇風機で風を当てるのは、乾きやすくなりますのでできる方はしてみてください。
時間は、その環境にもよりますが1〜2日間で乾くと思います。
(カビの除去方法についてはこちらをご覧ください〔カビの画像が載っているので閲覧注意〕)

乾かしている間に革に栄養を補給させる

乾かしている間に、革の中にあった水分と一緒に栄養も逃げてしまいます。
そこで、栄養補給に化粧水を塗りこんであげます。
乾燥がひどいとクラックなどのひび割れやトラブルに繋がってしまいます。
人間の肌と一緒で、乾燥にはしっかり化粧水を塗りこんで保湿してあげましょう。
グリセリン溶液は、薬品のようになってしまいますが、グリセリン:水=7:3の比率で調合するとちょうどいい塩梅になります。(グリセリンの割合が多いとベタベタになったしまいます)
また、極潤は手に入りやすく使いやすいです。
もちもち肌になるように、もち革にしてあげましょう。
塗る時は手やコットンなどにたっぷり含ませて入れ込むように塗ってください。
シューキーパー(シューツリー)で形を整える

ある程度乾いてきたら、シューキーパーを入れて形を整えます。
おすすめは、木製のシューツリーです。
木製のシューツリーには、一般にブナやシダー「杉」を使っているため除湿や消臭効果があります。
そのため、洗った後だけでなく、普段から靴の形を整えるに活躍してくれるので一足につき一つは持っておきたいアイテムです。
乾いたらクリーニング終了です!

乾いたらクリーニングは終わりになります。しかし、このままでは履くことはできません。
↑の写真のようにキズが目立ち革の色や手触りはよくなりましたが、色が抜けているところもあります。
靴磨きの作業で、しっかり靴に栄養のある靴クリームを塗って磨いてあげてください。
革が綺麗になっているので、クリームの入り方がいつもと違うのがわかると思います。
普段の靴磨きよりも一層、綺麗で輝いた靴になります。
丸洗い後の靴磨きについては、こちらからよろしければ合わせてご覧ください。
最後に革靴を洗うのは意外と簡単です
革靴は足元の印象を大きく左右する重要なアイテムですが、長期間の使用により汚れや傷みが気になることも。
そこで、この記事では革靴を効果的に丸洗いする方法と、その際に役立つグッズをご紹介しました。
足元の美しさを保ちながら、一歩先のおしゃれを楽しむために、ぜひ参考にしてみてください!




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