靴は日常の相棒として頻繁に使用されるため、どうしても汚れや傷がつきやすくなります。
しかし、靴丸洗いを行った後には、美しさを持続させるための磨きが欠かせません。
今回は、そのポイントとおすすめの磨きテクニックをご紹介します。
なお、靴の丸洗いについてはこちらの記事をご覧ください。
この記事は、丸洗いし乾燥後から靴を履ける状態までを解説していきます。
革靴を補修(リペア)する
まずは、靴の痛んでいるところや気になるところ、傷やひび割れがあれば、それらを修復します。
革靴を丸洗いすると、ワックスやクリームで上手く消えていたキズやひび割れがよく見えるようになります。
また、ソールやトップリフトなど普段は気にならないようなところも洗っているうちに強度など気になってきたりします。
ここでリペアを考えるのは、ちょうど良い機会だと思いますので自分でできる範囲でやってしまいましょう。
今回の靴は、ソールのラバーが合っていなくて強度も落ちていたので新しいものに交換します。
素人でも簡単にできる作業などで、リペアや工作が好きな方は試してみてください。
詳しく作業方法についてはこちらの記事をご覧下さい。


他にもキズを補修するために、アドベースやアドカラーを使った方法など自分でできるリペアはありますので参考にしてください。
クリーニング後の靴磨き方法
リペアが終わったら靴磨きを行います。
順番は
(靴磨き完了、これ以降は靴を輝かせる方法)
完成です。
順番に説明していきます。
馬毛ブラシでホコリなど払い落とす
靴を丸洗いしたことにより古いワックスやクリーム、汚れは落ちています。
しかし、ホコリなどはついてしまうもの。馬毛ブラシを使って払い落とします。

シューキーパーを入れ形を整える
靴を磨くのにクリームを塗ったり、ブラッシングや磨いたりするので不安だと作業がやりづらいです。
そこで、シューキーパーを入れることで形を整え作業をやりやすくします。
シューキーパーについては、種類も豊富ですのでこちらの記事をご覧頂き、靴に合ったものを探してみてください。

靴クリームを塗布し栄養を与える
洗って乾燥したことにより、革の中の栄養が失われています。
そこで、クリームを入れて栄養を補給します。
いつもより多めにクリームを指やブラシにつけて革に浸透させるように塗ってください。
クリームが革に浸透していくのがわかると思います。
靴全体、革の部分(アッパー)の隅々まで塗り込んでください。

豚毛ブラシでブラッシング
ある程度、革にクリームが浸透していますが、さらに奥まで浸透させます。
革に潤いや栄養を与えることで、クラッチ(ひび割れ)を防ぎ、革の寿命を伸ばします。


↑の左がクリームを塗布する前、右が塗布した後です。
色合いも違いますが、革も潤いもっちりして触り心地も良くなりました。
余分なクリームを拭き取る
革にたっぷりクリームを塗っているため、余分に付着しています。
布で余分なクリームを拭き取り磨きます。
これで靴磨き作業は完了です。
クリームにより靴が潤い、布で磨くことにより綺麗に仕上がります。
次からは、もっと綺麗に輝かせる方法になります。
靴の先端やかかとを中心にワックスを塗布する
ポリッシュ(靴用のワックス)を指に薄くとり靴の先端やかかとを中心に円を描くように塗り伸ばしていきます。
左右交互にこの作業を3〜5回ほど行います。
ポイントとしては、ワックスを均等に塗り重ねます。そうすると磨いたときに綺麗に輝いてくれます。

最後に水をつけて磨く
フランネル生地(ネル生地: 紡毛を使って平織り・綾織りした毛織物)を使って磨いていきます。
ネル生地を指に巻いて、その指の腹にワックスを水を5滴ほど垂らして湿らせます。
靴には水を1滴垂らして優しく磨いていきます。
さきほど重ねてワックスを塗ったところをネル生地と水とワックスで優しく磨いていきます。

この作業を3〜5回繰り返し磨いていくと、最初は白く濁っているような感じですが、何回も磨くことで段々輝きが増して綺麗になっていきます。
最後にネル生地の綺麗な面にして指に巻いて水を少量つけて仕上げ磨きをして完了です。

革靴をクリーニングして磨きあげることで、履き心地も良くなりました。
また、綺麗な靴を履くことで気持ちよさや満足感、自身にも繋がります。
靴磨きをして鏡面磨きまで施すことで、履く時に環境などにもよりますが1ヶ月ほど輝きます。洗うのは、かなり汚れた時に行うと良いですが、靴磨きは定期的に行うといいと思います。
靴修理屋さんでクリーニングすることも可能ですが、長年履いた靴を自分で洗って綺麗にしてみませんか!
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