靴の革をお手入れは、靴磨き・シューケアの記事でご紹介しました。
靴磨きは就活生や社会人にとって大切な作業で、スーツやネクタイなどの身だしなみに気を使っていても足元の靴が汚れていたら台無しです。
自分が思っている以上に靴って見られているもので、足元は内面を映す鏡だとも言われています。営業や面接などで相手に信用させる武器にもなるのです。
今回は外観をよく見せる、鏡面磨きの仕組みや具体的な方法をご紹介します。
この記事を参考に、鏡面磨きに挑戦してみてください!
✳︎靴磨きの方法について
✳︎就活生や新社会人の方へのオススメ記事
鏡面磨き(シューシャイン)とは?
まず鏡面磨きとはなんでしょうか?靴磨きを始めた方は聞いたことがあるかと思います。
主に革靴のトゥ部分を専用のワックスで磨き上げて、鏡面のように輝かせる方法で、靴磨きを行うのでしたら覚えておきたい仕上げの方法です!
プロの方が行うような鏡面磨きは、時間や技術が要りますが、この記事では初心者の方でもできる鏡面磨きの行程を紹介しているので、試してみてください。



参考までに、上の画像は靴磨きのあとに鏡面磨きで磨き上げた靴たちです。
専用のワックスで下地を何重にも作り、丁寧に磨き上げることで輝くような靴になってくれます。
鏡面磨きで使用する道具一覧


鏡面磨きには、上の画像のような道具を使います。
鏡面磨き用のワックス
鏡面磨きを行う上で欠かせないのが、鏡面磨き専用のワックスです。
主成分は、油脂とロウが主成分となっています。
「ワックスは、本当は革に良くない」という話を聞いたことがあるかもしれません。
それは、シリコンやパラフィンなどの安い原料を使ったワックスのことです。
ご紹介するワックスは天然原料を使用していて、革に悪いどころか、ツヤだしと同時に革に栄養を与えてくれるので、鏡面磨きの際は天然素材のワックスを使用してくださいね。
靴に塗布し何層にも膜の様なものを作ることにより革の表面をなめらかにし磨くことで綺麗な艶が出て鏡のような仕上がりを見せてくれます。
また、キズや汚れ、水漏れから靴を守ってくれる役割もあります。
ワックスにも違いがあるにで、自分のお気に入りを探してみるのも楽しいですよ!

磨き布(フランネル生地)
ワックスを均一に塗り広げて、磨き上げるときの必需品です。
万能の布として鏡面磨きだけでなく、汚れ落としや仕上げの磨きにも使えます。
綿100%で織目が繊細、起毛が短く柔らかい肌触りが特徴です。
靴磨き、鏡面磨きにオススメの布です!

ハンドラップ
ハンドラップは、プッシュ式の液体保管容器で、鏡面磨きでは水を入れて使います。
ワックスを重ねに塗る時や水研ぎを行う際に使います。
ワンプッシュで適量の水が出てくれるので、いちいち水を用意しなくて良くて作業効率を上げてくれます。
あと、ハンドラップを使用することで、まるで自分が靴磨き職人になったような感覚になります。
楽しく鏡面磨きを行うことも大事です!
オススメのアイテムです!

シューキーパー
鏡面磨きの際に使用したいのがシューキーパーです!
靴の型崩れを防止し靴の形をキープしてくれます。
また、木製のシューキーパーなら靴の中の湿気を吸ってくれ、臭いやカビの予防に活躍してくれます。
サイズ、形に違いがあるので購入の際には確認して購入することをオススメします。

鏡面磨きをやってみよう!!
ステップ1.ワックスを靴に塗る
それでは、鏡面磨きをやっていきましょう。
ワックスは靴と同じ色か無色の物を選びましょう。
ワックスに指を当て軽く撫でるように指につけます。
薄く何層にも重ねて塗るため一回で指につける量は少量です。
(多すぎるとムラや乾きにくくなるため注意しましょう)




ワックスを塗っていく順番は、
- かかとの芯が入っている硬い部分からワックスを塗ります。
縦や横に指を動かしながらムラなく塗り広げていき、指の滑りが悪くなってきたらワックスを指につける合図!
ツルっとしてくるまで何層にも塗り重ねましょう。 - かかとからつま先にかけてサイドを塗っていきます。
ソール部分とアッパー(革)の境目をなぞる様に塗っていきましょう。 - つま先の芯が入っている部分に塗っていきます。
1の様に指を動かし塗り広げワックスを何層にも重ねていきます。つま先が塗り終えたら2と反対側のサイドを塗っていきます。
ワックスを塗るとき、最初は白く濁った様になりますが、重ねて塗っていく内に輝きが出てきます。輝くまでワックスを重ねたら次のステップへいきましょう。
ステップ2.磨き布を指に巻く
ワックスを塗ることで鏡面磨きへの下地ができました。
続いて磨きやすい様に磨き布を指に巻いていきます。布の巻き方を順番にご紹介します。
- 利き手のひらを上にして人差し指と中指の上に磨き布を乗せ、布端は親指で挟み固定します。
- 反対の手で布を摘み、利き手を手前に返して甲を上に向けるように布を捻ります。
- 布がずれないように注意して布を何回か捻ります。
- 利き手のひらを上に向けるように戻し、布を手前から根元にぐるっと一周巻きつけます。
- 一周したら布端を根元に巻きつけた輪に通しギュッと引き締めます。
- そのまま布を親指側に引っ張りながら回し手の甲の方へ引っ張ります。
- 指の布を張ってシワを伸ばし完成です。
ステップ3.巻いた磨き布を水に濡らします
ハンドラップの中には水を入れます。
ハンドラップを1プッシュし磨き布を湿らせます。
常に水で湿らせることを意識してください。
なお、1プッシュの水の量に注意してください。
多く湿らせてしまうと靴に水が染み込んでしまい、シミになりますので注意してください。

ステップ4.磨き布にワックスをつける
ワックスを薄く何層にも重ねて塗っていきます。
ここでもワックスはつけ過ぎずに少量ずつ取るように注意してください。
ワックスのつけ過ぎはベタつきの原因になるのでステップ1の感覚で行ってください。

ステップ5.ワックスを塗り重ね磨く
濡らした布に少量のワックスをつけ、ステップ1で塗った下地の上に重ねて磨いていきます。
下地を吹き上げないようにワックスを上に乗せるような意識・力加減でクルクルと円を描くように磨いていきます。
磨く順番は、ステップ1と同じ
- かかとの芯の入っている部分
- かかとからつま先に向けてのサイド
- つま先の芯が入っている部分
- 反対側のサイド

布の湿り気がなくなったり、ワックスがなくなってきたら適宜、水・ワックスをつけて磨きます。
何層にもワックスを重ねて磨くことで光ってくることがわかってきます。
特に回数の制限はありません。磨けば磨くほど輝いていきます。
つま先の芯部分は、円を描くように塗り重ねて仕上げに移る際は、縦に磨いていくと綺麗に輝きが出ます。
ステップ6.残りの箇所にワックスを塗り仕上げる
かかと、サイド、つま先と綺麗に磨けましたか?
最後にそのほかの箇所にワックスを塗り全体を磨きます。
ワックスの量は今までの倍ほど、一回で磨き上げれる程の量を取り、薄く伸ばすように全体に広げ塗り磨きます。

鏡面磨きの完成!!
鏡面磨きの完成です。シューケアの靴磨きと合わせると40〜1時間ほどかかりました。
鏡面磨きは磨けば磨くほど綺麗に美しく輝いてくれます。
ぜひ愛情を注いで綺麗にしてあげてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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