
革靴を使い続けていると、どこかにぶつけたりしてキズができることはありませんか?
浅いキズなら革靴用のワックスで隠せたり、ヤスリがけで表面を滑らかにしてキズを消すことはできますが、少し深いキズになるとパテなどで埋めて消す必要があります。
なお、かなり深いキズや破れてしまった場合は「チャールズパッチ」といった革パッチを縫い付けて補修するしかありません。こうなると自宅では補修は難しく、お店やプロの方にお願いするしかありません。
そうならないために毎回のケアが重要になるのですが…
しかし、簡単なキズなら道具を使って補修することができます。
この記事では、道具の紹介から補修の方法まで解説していきます。
革のキズを補修するための道具を紹介
まずは道具を紹介していきます。

革のキズを補修する方法
革のキズを補修する方法を順番に紹介していきます。
ステップ1.補修する場所を馬毛ブラシでホコリなどを払い落とす
革靴を使用していると表面には、ホコリなどが付着しています。
このままだとアドベースが上手く付着しないので、馬毛ブラシで払い落としましょう。
しなやかでやわらかな馬毛ブラシは、時ほこりを落とすブラッシングに最適なので、馬毛ブラシを使いましょう。
ブラシの詳細は下記からご覧ください。

ステップ2.キズの表面をサンドペーパーで整える

アドベースが付着しやすいように、キズの表面をサンドペーパーで整えます。
なお、強く擦ったりやりすぎるとキズをさらに痛める可能性がありますので、軽く整えることを意識して行いましょう。
ステップ3.アドベースでキズを埋め、強く押し込みます


アドベースをヘラに取り、キズに埋め込んでいきます。ここでは、しっかり埋め込んでいきましょう。
量は、後で拭き取るので少し余分があり盛るような感じで大丈夫です。
ステップ4.余分なアドベースをヘラで取り、濡れた布で拭き取ります



キズにアドベースを埋め込んだら余分なものをヘラで取ります。
また、ヘラでとってときにアドベースが広がってしまいます。布に水を湿らせると拭き取りやすいです。
綺麗に拭き取ると上の右側の画像のような状態になります。
ステップ5.乾燥させます
この状態で乾燥させます。
時間は30〜40分ほどです!
ここでちゃんと乾燥させないとキズが上手く埋まらなかったり、色を塗ったときに上手く塗れなかったりと後の仕上がりに影響が出てしまうので注意してください。

ステップ6.サンドペーパーで平に整える

乾燥させたら、サンドペーパーで下処理をして表面を平に整えます。
下処理は、サンドペーパーの240番で軽くヤスリがけをします。
その後、サンドペーパーの400番で表面が平になるように整えます。
ステップ7.アドカラーで革の色に合わせて補色する



アドベースのサンドペーパーで整えたら、キズを埋める作業は終了です。
次は、革の色に合わせて補色していきます。革に色を塗るなら「アドカラー」がオススメ!
革用の染料でありアドベースとの相性もいいのでオススメです。
アドカラーを塗るときは、パレットなど(私の場合は、型紙にラップをひいてパレット代わりにしています)に出して使います。
なお、アドカラーは絵の具のように色の種類が豊富で組み合わせ次第ではお好みの色を作ることが可能です。
色を作るときは、多めの量で作ることをオススメします。少ない量で作ると、無くなったときに再び同じ色を作ることが難しいので余るぐらい作っておくと安心です。
また、アドカラーを使うときは水を筆に含ませて使うと伸びが良くなって塗りやすくなります。ただ、水分が多いとシミになってしまったりアドベースの色が残ってしまったりするので注意してください。
ステップ8.再度、乾燥させて完成!
アドカラーを塗ったら15分ほど乾燥させたら完成です!
薄いキズでしたら簡単に補修することができます。
キズを直しながら、自分のお気に入りの靴を長く使ってあげてくださいね!



革靴はリペアして楽しむ
革靴は履くだけでなく、磨いたり、リペアしたりと楽しみ方は様々です。
今回、紹介したようなアドカラーやアドベースを使用する方法の他にも記事で紹介していますのでご覧ください。
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