中古ショップやフリマアプリで販売されている革靴
ユーズドというだけあって破れていてり、キズがついていたり
綺麗…とは言い難いものも多数あります。
せっかく自分のお気に入りの靴を見つけても
汚いから少しのキズがあるから諦めるなんてもったいないです!!
自分で修理できればその悩みが解決できちゃいます。
その方法を紹介していきます。
中古の革靴を購入してみる
実際にユーズドの革靴を購入してみました。画像は購入時の状態です。



ポールスミスも革靴ですが、革は良いものを使っているのはわかりますが、
使用に伴うキズやシワ、ソール部分は欠けていたり、インソールは破れていたりと
このままでは履けない。
しかも、専門店に依頼したら、かなりお金がかかりそう…
ということで自分でリペアして履ける靴に直しちゃいましょう!
革靴のリペアに挑戦
早速、リペアしていきましょう。
最後に道具などかかった費用を載せていますで参考にしてくださいね。
革靴を丸洗い
新品ではないので、靴の外、中に汚れがついています。
また、結構気になるのがニオイ。
革靴は洗う機会が少ないので汗や汚れなど革の中に染み込んでいます
まずは洗うことで革靴を綺麗さっぱりさせて後の作業に繋げます。

バケツや桶に革靴を入れて
水またはお湯をかけていきます。
中途半端にかけるとシミになる恐れがあるので
全体に染み込むようにかけ浸しましょう

革靴の詳しい洗い方について別の記事にまとめていますので、こちらからご覧ください。
革靴を乾かす(かなり重要!)

洗い終わったら乾かします。
この乾かす作業が、かなり大切です。
まずは、新聞紙など吸水力のあるものを
靴の中に詰め込むように入れてます
最初はすぐに吸水するので1時間ぐらいで
新しいものに交換し風通しの良い日陰で
半日から1日ほど乾燥させます。

革の表面が少し湿るほど乾いてきたら
木製のシューキーパーを入れて「シワ」を伸ばし形を整えます
シューキーパーを木製にするのは形を整えてくれるだけでなく
靴の中の吸水や脱臭の効果もあります。
この作業が大切で水分を含んで形を整えさせる
ことで、シワをなくしクセのない靴本来の形を
取り戻すことができます。
ぜひ、やってみてください。
革に潤いを与えよう

乾かすことができたら「デリケートクリーム」
を靴全体に塗って保湿&栄養を与えます。
乾かしている間に、水分と栄養も
飛んでしまっているので
デリケートクリームを塗ることで適切な潤いと
栄養を与えます
これをしておかないと革がひび割れを起こす
恐ろしいことなってしまいます。
アウトソールをリペアしよう
次は、ソールを修理していきます。
プロに任せたらと思うかもしれませんが、
オールソールはかなりの金額がするため自分でリペアしちゃいます。


この靴は画像のように、ハーフソールが剥がれかかっているし
ヒールも限界まで削れてしまっているので
どちらも新品に交換しましょう。
ハーフソールを張り替える
古いハーフソールを剥がす



まずは、古いハーフソールを剥がします。
ちなみにハーフソールの交換時期は、削れてきて表面がツルツルになってきたり
破れ、ひび割れたりしてきたら無理せず換えてしまいましょう。
さて、剥がし方は「えんま(削除プライヤー)」で丁寧に剥がしていきます。
剥がれにくい様でしたら接着面にドライヤーなどで熱風を当てると剥がれやすくなります。
新しいハーフソールを貼る



続いてハーフソールを貼り付けていきます。
作業は簡単です。
剥がした靴の表面を紙やすり(新品のハーフソールの付属品でOK)で
削り綺麗に整えます。
そして、靴底面と交換するハーフソールの両方に接着剤を全体に伸ばし
塗ります。(パテなどを使用すると伸ばしやすいです)
塗ったら乾かします。
乾かせたらドライヤーで熱風を当てて熱活性を促します。
(熱活性を起こすことで接着剤がより強力に着き剥がれにくくなります)
ハーフソールと靴底面を接着させます。下の部分を合わせるとズレにくいですよ。
着けたらハンマーで全体を叩き圧着させます。
そして、余分なハーフソールをカッターなどで綺麗に切り取り
紙やすりで側面を整えたら完成です。
簡単に書きましたが、詳しい方法はこちらの記事を参考にしてください。
トップリフトを交換しよう
次に靴のかかとの部分、トップリフトを交換しましょう。
トップリフトも使っているうちに削れていきます。
しかも、そのまま使っていると靴が使えなくなるだけでなく
足、体に悪影響を及ぼしかねないので定期的に見て交換してくださいね。
古いトップリフトを剥がし取る


古いトップリフトを剥がし取ります。
詳しい方法はこちらをご参照ください。
エンマを使い綺麗に剥がしていきます。
無理やり剥がすと破れるので注意してください。
また、化粧釘を打っているものもありますので
その時は先に化粧釘から抜くなど気をつけて剥がしてくてください。
新しいトップリフトをつける


綺麗に剥がすことができたら
靴側の部分を紙やすりで綺麗に整えます。
次に接着剤を靴、交換用のトップリフト両方、
全体にまんべんなく伸ばし塗ります。
ハケやブラシで広げるように塗ると伸ばしやすいです。
塗り終えたら10分ほど乾かします。
乾燥後、ドライヤーで熱風を当てて熱活性を促します。
(熱活性を起こしことで接着剤の接着力を高めます)
靴に綺麗に貼り付けて、ハンマーで叩いて圧着させます。
余分なところはカッターなどで切り取ります。
(刃物を使う際は指など切らないよう注意してください)
側面を紙やすりなどで整えたら完成です!

簡単に説明しましたが、詳しくはこちらをご覧ください。
インソールをリペアしよう
インソールも使っているうちに破れたり擦れたりしてきます。
アウトソール同様、専門店などでオールソールをお願いすると
綺麗にしてくれますが、それなりに高額です。
そこでインソールの修繕(この記事ではインソールの半分)を行っていきます。
詳しい方法はこちらの記事を参考にしてください。
古いインソールを剥がす

ハーフのインソールは剥がれやすいですが、
型として使うため綺麗に剥がしましょう。
ドライヤーで熱を与えると剥がれやすいです。

剥がしたインソールは、新しいインソールの型取りに使います。
今回はヌメ革を使用し、型に沿って切り抜きます。
新しいインソールを貼り付ける

新しいインソールと靴の接着させる部分の両方に
接着剤を全体に伸ばし塗り乾かします。

乾燥後はドライヤーをインソールと靴の接着部分の両方に
熱風を当てて熱活性を起こし接着力を高めます。

他の場所に接着剤がつかないように
注意しながら貼り付けます。
一度ついてしまうと剥がれにくいので
つける場所は注意して貼ってしっかり押さえて
剥がれないようにできたら完成です。
ヒールライニングを修理しよう

ヒールライニングを修理していきます。
踵(かかと)の部分で脱いだり履いたりするため
摩擦で破れてしまう場所の一つです。
中には芯材(カウンター)が入っていて
これが破れたり切れてしまうと専門店での
大掛かりな補修が必要になりますので注意してください。
革の破れだけなら簡単に直せるのでチャレンジしてみてください。
補修革(ヌメ革)を加工しよう

なお、自分で革を加工するのがめんどくさい方は
この「すりきれ防衛隊」を使うことをおすすめします。
一般サイズに加工されていて接着剤もついておりシールのように
なっているので使いやすいです。
補修革(ヌメ革)を貼り付けよう

加工した革とヒールライニングに接着剤を塗り乾かします。
乾いたらドライヤーで熱風を当てて熱活性を促し、接着力を高めます。
貼る場所に注意して貼り付けます。
しっかり押さえて剥がれなかったら完成です。
完成に向けて靴磨きしよう
ここまで、アウトソールとインソールを修理してきました。
もちろん、このままでも履くことはできますが、
せっかくなので靴磨きもしてしまいましょう!
靴磨きの詳しいやり方は別記事にまとめているので参考にしてください。
靴磨きの詳しい方法はこちら
鏡面磨きの方法はこちら


二つの画像でもわかりますが、見違えるような革靴になりました。
専門店でここまでやろうと思ったら新品の靴を購入した方が早いかもしれません。
しかし、自分で直し使うことで愛着が沸き、自分の最高の一足になるのだと思います。
あなたのシューズクローゼットにも眠っていませんか?
捨てる前にリペアして再び履いてあげましょう。
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