【驚きの復活術】コードバン財布を丸洗い!初心者でもできるお手入れ方法

コードバンの財布を洗ったビフォーアフター 靴補修

お気に入りのコードバン財布、ずっと使い続けていると小さな汚れや曇りが目立つことありませんか?

特にコードバンのような高級感ある革製品は、お手入れを怠るとその美しさを失いがちです。

でもご安心ください!

今回は、初心者でもできる「コードバン財布の丸洗い」に挑戦しました。

大事なポイントを押さえながら丁寧にお手入れすれば、長年使ってきた財布がまるで新品のように生まれ変わります。

「えっ、革財布を洗うなんて大丈夫?」と思う方もいるかもしれません。

でも正しい方法を知れば、リスクを抑えてしっかりケアできます。

この記事では、初心者でも失敗しない手順や注意点を詳しく解説!

愛用のコードバン財布を蘇らせたい方、ぜひ最後まで読んでみてください。

コードバン財布を丸洗いの具体的な手順

まずは道具を準備!必要なアイテムを揃えよう

財布を洗うために必要な道具をしっかり準備しましょう。

適切な道具を使うことで、革に優しく、効果的なお手入れができます。

必要な道具

・革製品用洗剤
サドルソープが革用クリーナーとしては一般的ですが、アクロンやエマールなどの中性洗剤でも十分です。

・柔らかなブラシまたはスポンジ
ブラシやスポンジ、財布を傷つけずに優しく拭き取るために必須です。
ちなみに、今回使用したブラシは馬毛ブラシになります。
家庭用のスポンジでも大丈夫です。

・ぬるま湯
自宅で簡単に準備できるぬるま湯ですが、もし温度調整が難しい場合は、温度計付きのポットを使うのも便利です。
なお、ぬるま湯を使うことで、温かさが汚れを浮かせ、洗浄しやすくなります。

・タオル
水分をしっかり吸収して、乾燥させる準備をしましょう。

手順を進める前に、これらを準備しておきましょう。

財布の準備:中身をチェックしてから洗おう

洗浄前に、財布の中身をすべて取り出しましょう。

カードや小銭、レシートが残っていると水分がついてしまい、最悪の場合、濡れてしまいます。

事前に中身を取り出すことで、財布の内部も守ることができます。

表面の確認

表面に目立つ汚れや傷があれば、軽くブラシで掃い、汚れが残らないようにしておきます。

このひと手間で、洗う際の負担が軽減されます。

外面と内面の両方をブラシで履くと◎

財布を湿らせる:ぬるま湯で優しく拭き取ろう

革財布を丸洗いする際、いきなり水に浸けるのはNGです。

ぬるま湯を使って湿らせる方法が最適で、革が傷まないように優しくケアできます。

ぬるま湯で湿らせる

財布をぬるま湯で湿らせていきます。

方法としては2つあります。

①スポンジや布をぬるま湯で湿らせ、財布全体を優しく拭く方法。
この方法は、革への負担は少ないですが、
しっかい湿らせないと乾燥させた時のシミやムラができてしまうの注意してください。

②ぬるま湯を溜めて財布を浸ける方法。
この方法は、財布全体を湿らせることができます。
しかし、長時間浸けてしまうと革の中の油分や水分が出てしまい
ダメージを与えてしまいます。
この方法の際は、数分で行うことをオススメします。

今回は②の方法で行います

クリーナーで汚れを落とす:優しく円を描くように拭こう

汚れをしっかり落とすために、革専用洗剤を使用します。

優しくケアすることで、財布を傷つけることなく汚れを落とせます。

クリーナーを使って汚れを落とす

ブラシやスポンジに適量のクリーナーを取り、優しく円を描くように拭き取ります

特に汚れが目立つ部分には、少し多めにクリーナーを使ってしっかり落としましょう。

すすぎと乾燥:水分をしっかり取り、風通しの良い場所で乾燥

クリーナーを使った後は、すすぎと乾燥が大切です。

水分を取り除き、革が傷まないように自然乾燥させましょう。

スポンジをぬるま湯で湿らせ、残ったクリーナーを軽くすすぎます。

その後、タオルで水分を取り、乾燥へ進みます。

乾燥のポイント

乾燥は風通しの良い場所で行い、直射日光を避けるようにしましょう。

熱や日光が直接当たると革がひび割れたり、色が変わることがあります。

乾燥後の財布が、次の写真です。

革の中にあった水分や養分が乾燥により抜けてしまった状態です。

このままにすると革がひび割れたりして革の寿命を大幅に縮めることのなるので

早急に栄養補給をしてあげましょう。

色を補色しよう

栄養を補給する前に、今回は色が落ちているところや

内側のすり傷などの色を入れて新品の近い状態の戻します。

革の補色も簡単なので試してみてください。

使用する道具

・色を塗る際に使う筆
ダイソーなどで売っているものでも構いません。

・染料皿
染料を入れるのに使用します。

・液体染料
皮革表面に染着し鮮やかに発色する染料です。
広い範囲で染色する際などにオススメです。

・アドカラー
革専用の補色クリームです。
着色に優れていてキズの補修などに最適です。

補色する色を決める

補色する際には、補色箇所の色に合わせて塗っていきます。

中には、既存の染料や補色クリームにはない色の革製品もあります。

その時には、色を混ぜ合わせたり色を作成しましょう。

色を塗る(補色する)

水分量を調整しながら筆に色をとり補色していきます。

細かなところではみ出しそうな時はマスキングテープなども活用しましょう。

補色が終わったら少し乾かして仕上げに入ります。

仕上げと保湿:革の潤いを守り、ツヤを出そう

乾燥が終わったら、最後に保湿をして財布を完璧に仕上げます。

革用の保湿クリームで革をしっかり潤してあげましょう。

革製品用の保湿クリームを塗る

革製品用保湿クリームを薄く塗り、全体に伸ばします。

ツヤが出ると、財布が新品のように生まれ変わります。

・革製品用保湿クリーム
皮革に潤いと栄養を与えて光沢まで出せるオススメの逸品。

塗る際は、指で塗り伸ばす方法もいいですが、

オススメは、ペネトレイトブラシを使い塗る方法です。

・ペネトレイトブラシ
クリーム塗布用の専用ブラシで、持ちやすく手も汚さない
作業の効率が上がる道具です。

この時の財布の革は、水分と栄養を欲しがっています。

外側だけでなく、内側の革の部分も忘れずにクリームを塗りこんであげましょう。

保湿クリームを塗った後は、乾いた布で軽く磨いてあげると、さらに美しいツヤが出ます。

その他にもオススメの道具

先ほど紹介した道具のほかにオススメの道具があります。

・デリケートクリーム
ゼリー状の皮革製品専用のクリームで、水分が豊富なため
伸びも良く、革にしっかり浸透し潤いと柔軟性を保ちます。
革靴などにも使えるので1つあれば重宝するアイテムです。

・豚毛ブラシ
革に塗布したクリームを浸透させるために重宝するアイテムです。
毛先が硬いので強く擦ることでクリームの栄養を早く革の伝えます。

・仕上げ用クロス
工程の最後の財布を磨き上げる際にオススメのアイテムです。
グローブ型で手にフィットするので磨きやすく、
優しく拭きあげることで革にツヤを出すことができます。

以上の道具を使うことで財布はツヤが出て

より一層、使いやすくなること間違いなしです。

完成

まとめ:お手入れでコードバン財布を美しく蘇らせよう!

コードバン財布の丸洗いは、「本当にできるの?」と不安に思うかもしれませんが、

今回の手順を実践すれば、初心者でも驚くほど簡単に美しい仕上がりを実現できます。

革財布は、正しいお手入れをすることで、

何年もその高級感を保ちながら使い続けることができます。

あなたの大切な財布も、今回のケアを通じて新品のような輝きを取り戻すはずです。

「少し面倒かも」と思った方も、

このお手入れが終わったときの達成感と満足感をぜひ体感してみてください。

特に仕上げのツヤを目にした瞬間、きっと「やってよかった!」と思えるはずです。

また、革製品をケアする習慣を身につけることで、

他のアイテム(バッグや靴)にも応用できるスキルが手に入ります。

日々のお手入れでお気に入りのアイテムを長く愛用する楽しさもぜひ実感してください。

まずは必要な道具を揃えるところから始めてみましょう!

手順に必要なアイテムは、以下のリンクから簡単にチェックできます。

お手入れをスタートして、コードバン財布の本来の魅力を蘇らせてみませんか?

そのほかに革靴の手入れの仕方については以下のリンクからチェック

革靴の靴磨きはこちら

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詳しいサドルソープと革靴の洗い方についてはこちら

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